★ こころの形(カタチ)を作ろう! |
2011-04-18 Mon 14:53
辛く苦しい厄介な現状から脱却するには、どうしたら良いか?
そんな時は、思い悩むより先に「こころの形」を作ってみます。 例えば、唐突ですが、ニコッと軽く「笑顔」を作ってみます。 併せて、少し胸を張って目線を上げて、遠くを見ます。 さらに、肩の力を抜いて、手の平を楽に外に向けます。 息は、ゆっくりと口から吐いて、鼻で大きく吸います。 歩く時は、歩幅や腕の振りもチョット変えてみます。 どうでしょう? これだけでも気分が随分変わりませんか? アタマで思案するより、表情、視線、姿勢、呼吸、歩き方、等々、 カラダで望ましい自分の「こころの形」を創り出してみましょう! もう一つ、「こころの形」を創るのに役立つのが、口癖です。 追い詰められて困った時、「まあ、いいか」と呟いてみます。 望まない結果であっても、「これも良かった」と言ってみます。 とにかく、判断、評価は横に置き、「OK」を何度も言葉に出してみます。 肯定的な言葉を繰り返すと、脳の否定的な思考回路が改善します。 「駄目だ!」「許せない!」といった否定的想念は習慣的な癖です。 代わりに、「まあ、いいか」「これも良かった」を新しい口癖にしましょう。 |
とにかく、リラックスしましょう! |
2011-03-23 Wed 00:02
先ずはリラックスしましょう!
皆さん、イライラやムカムカなど、心が荒れていませんか? あるいは、疲れ切っていたり、パワー不足を感じませんか? そんな状態では、物事はうまく進まないし、能率は上がりません。 先ずは、頭の中のいろんな悩みや考え事など、一旦横に置きましょう。 そして、とにかく、心身をリラックスさせることが大切です! 深いリラックスは、情緒安定、疲労回復、免疫強化等に役立ちます。 さて、実際に簡単なリラックス・トレーニングを体験してみましょう。 最初に、ゆったりと腰掛けて、楽な姿勢をとりましょう。 そこで、最初に、大きく深呼吸を2~3回してみます。 あわせて、現在のからだの状態や気分の状態を点検してみて下さい。 今、心身は快適ですか、からだの各部分はどんな感じでしょうか? 頭部~首~肩~胸~腹部~背中~腰~脚~足先~腕~手先・・・ 楽な心地良い感じ? あるいは、痛みや嫌な感じでもありますか? 注意を向けてみて、初めて気づくような身体の感覚もあるでしょう。 このように、自分の心身に注意を払うことを内的注意集中と言います。 外界に向かう注意を内側に転換するだけで、リラックス効果があります。 続けて、自分の呼吸に注意を向けましょう。あなた、呼吸してますか? 今、息を吸ってますか? 息を吐いてますか? 鼻で? 口で? その呼吸は、浅い? 深い? 早い? 遅い? 詰まって止まってる? ゆったりと、リズミカルですか? 乱れている? 気分はどうですか? それでは、右手をみぞおち、左手をおへその下に置いてみましょう。 呼吸に伴って、胸や腹部がどのように動いているかを観察しましょう。 次に、吐く息を、唇から出来るだけゆっくり、細く長く吐いてみます。 力まず、苦しくない程度に十分吐き切ったら、鼻から自然に吸います。 鼻から、自然と大きく吸い上げたら、ほんの1~2秒息を止めます。 その緊張感を解くように、再び口からゆっくり息を吐いていきます。 この呼吸法を、辛くない程度に数回(数分)繰り返してみましょう。 その後、自然な呼吸で、しばらく、のんびり、ゆったりして下さい。 こうしたリラックス呼吸法は、自律神経を整え、良い眠りを導きます。 また、手軽なイライラ・コントロール法としても効果がありますよ。 練習の際は、一所懸命にならず、いい加減に適当に試してみて下さいね。 |
「リラックス呼吸法」をやってみよう! |
2011-03-01 Tue 17:00
今回は、ストレスと呼吸の関連に注目してみましょう。
ストレスを感じている人に共通しているのは、呼吸が浅く、 息を少ししか吸わず、切羽詰った感じの呼吸をしていることです。 そうした呼吸では、血液中の酸素の量が制限され、脳の酸素も不足して、 緊張を感じたり、イライラしたりして、さらにストレスが増大します。 逆に、ゆっくりと規則正しく、深い呼吸をしていると、酸素がたくさん血管や脳に回り、 鎮静効果のあるホルモン分泌も促進され、心地よいリラックス感が生じます。 そこで、簡便なストレス対処法として、 誰でも、無理なく実践できる「リラックス呼吸法」をご紹介します。 ★「呼吸に注意を向けよう」 ①先ず、自分の呼吸に注意を向けます。 姿勢は、立ったままでも、座っていても、 あるいは、寝転んでいても構いません。 さて、現在、どのように呼吸していますか? 息を吸っていますか、吐いていますか? 息を詰めて(止めて)いましたか? 浅い呼吸ですか、深い呼吸ですか? 鼻と口、どちらで呼吸していますか? ・・・ただ、気づくだけで構いません。 ②次に、呼吸に伴う胸や腹部の動きに注意を向けます。 息を吸った時に膨らむ感じ、吐いた時に凹む感じが分かりますか? 動きを感じにくいとか、息が吸いづらい窮屈な感じでもありますか? 肩や背中や腰、首やあごや額など、楽なゆったりした感じですか、 それとも緊張感や違和感でもありますか? 部分にこだわらず、全体をサーッと点検するつもりで、 意識をからだに巡らしてみましょう。 ★「気持ち良く呼吸しよう」 ①今度は、「身体をもっと楽にしよう」と思いながら、 軽く肩を動かしたり、姿勢を少し変えたり、座り具合を調整してみます。 それに伴って呼吸の状態がどう変化するか注目してみましょう。 些細な動きで、呼吸が深くなったり、安定したり、 さらに、腹部の動きが大きくなったりします。 また、楽な姿勢でお臍の横に指先を置いて、 吐く息、吸う息に1~2分意識を向けてみましょう。 気持ちの落ち着きが深まるかもしれません。 ②さらに、もっと深くゆったりした呼吸をしたいなら、 鼻から息を吸いきった時に、ちょっと一息止めて、 その後、口から息をゆっくり吐いてみます。 そう、ストローで息を細く長く吐くような感じで・・・ ただし、吸う時も吐く時も、一息止める時も、 力まないようにユッタリ気分で行いましょう。 ・・・しばらくしたら、自然呼吸に戻します。 ※以上の方法は、細かい部分にこだわらず、 少しでも「楽で気持ち良い呼吸」を見つけるつもりで、 気軽にいつでも日常生活の中で試してみて下さい。 |
「スマイル・パワー」を試してみませんか? |
2011-02-08 Tue 23:15
ストレスを乗り切るには、「気持の切替え」や「感情のコントロール」が必要です。
しかし、これを意思の力(精神力)だけで行うことは意外と困難なものです。 ポイントは、「ココロはカラダと表裏一体」(心身一如)ということです。 カラダの上手なコントロールが、実はココロを変える秘訣です。 「呼吸法」や「筋弛緩トレーニング」は精神の安定・集中に役立ちます。 もちろん、自律神経や脳内活動の安定など生理学的効果もあります。 面白いのは、「顔の表情を作ること」が感情や気分を変化させるということ! 心理学では「顔面フィードバック効果」といって実証的データもあります。 辛い気分の時など、とりあえず表情だけ「ニッ!」と笑顔を作ってみましょう! すると、アレレ? それまでの気分や発想が、何だか変化するのを感じるでしょう・・・ 昔から「笑う門には福来る」「笑いは副作用のない妙薬」と言われます。 最近では、「笑い」の医学的な効用(実証データ)が注目されています。 例えば、ガン細胞を攻撃するNK細胞が活性化される免疫効果、 脳のα波が増えるリラックス効果、 ストレス物質コルチゾールの分解排泄を促すストレス解消効果、 アトピーなどアレルギー反応を減弱する効果、 リウマチの炎症や痛みを改善する効果、 血糖値上昇を抑制する効果、等々です。 また、「ワッハッハ」と笑えば、 酸素の取り込みや腹筋・背筋の運動作用など効果抜群です。 さらに、意外にも「軽い微笑」や「作り笑い」であっても、 上記のような心身に優れた効果を有することが確認されています。 |
「元気UP姿勢術」(入門)やってみよう! |
2011-01-13 Thu 21:17
今回は、「元気アップ姿勢術」を試してみましょう!
<元気アップ姿勢術> ①現在の自然な姿勢: 外観ではなく、体感として頭や首、胸や腹、背中や腰、腕や脚の状態を捉えて、 どんな姿勢で居るのか感覚的に確認します。 あわせて、今、ココロがどんな気分や感情を感じているか意識を向けてみます。 ②胸閉じ下向き姿勢: 意識的に背中を丸くし、肩を前に寄せて、胸を閉じ気味にし、視線を落とします。 あわせて、気分や感情がどう変化するかに意識を向けてみます。 ③胸開き上向き姿勢: 意識的に背中を伸ばし、肩を軽く後方に引き、胸を開き気味にし、視線を水平より上げます。 あわせて、気分や感情がどう変化するかに意識を向けてみます。 ①~③の姿勢を体感しながら、「心地良い」「気分良い」と感じる姿勢を発見しましょう。 「遊び心」で、「姿勢」と「気分」の関係をのんびり探訪してみて下さい。 加えて、歩く場合に「歩幅」や「腕の振り」を変化させると相乗的効果があります。 実験してみましょう。 普段と違う「姿勢」や「動き」を試していると、固まったカラダが徐々に弛んで、 ココロも快適な「元気アップ姿勢」を実感できるでしょう。 |