★「筋弛緩トレーニング」をやってみよう! |
2011-09-10 Sat 13:34
ストレス対処に役立つ筋弛緩トレーニングをご紹介します。
骨格筋は、大脳や神経系と密接に結びついていて、 わずかな心理的緊張や注意集中によっても筋緊張が生じます。 強いストレスが続くと、慢性的な筋緊張が生じていて、それに伴って 大脳も興奮・緊張状態となり、イライラして集中困難となります。 そこで、過剰な筋緊張を自己コントロールできれば、神経興奮も鎮まり、 精神的な安定や集中力の向上、また高血圧の改善等の効果も期待できます。 下記のようにして、自己弛緩の感覚(リラックス感)をしっかり体得しましょう。 ★筋弛緩トレーニングのやり方★ ①イスにゆったりと腰掛け、足は楽に伸ばし、腕は太ももか肘掛けの上に乗せましょう。 手の平は上向きで、軽く指先を広げておきます。目は閉じたほうが集中しやすいでしょう。 ②最初に、腕から始めます。先ず、両手を握り締めて拳に力を込めます。 次に、両脇を内側にしめて、肩を少し上にあげます。 そうして両腕の緊張感を味わったら、 「肩→肘→拳→指先」と逆順に力を抜いて、緊張のゆるんだ感じにゆったり気持ちを向けます。 ③今度は、上記のように両腕を緊張させたら、そのままの状態で、 踵(かかと)を突き出して両脚を伸ばし、足指を引いて足首に力を入れます。 その両腕~両脚の緊張感を味わった後、 「足首→肩→肘→拳→指先」と順番に力を抜いて、各部のゆるんだ感じに気持ちを向けます。 ④再び、両腕→両脚と力を入れたら、 次は、肩を後方に引き、胸を軽く突き出してように背中に力を入れます。 その両腕~両脚~背中の緊張感を味わった後、 「背中→足首→肩→肘→拳→指先」と順番に力を抜いて、各部のゆるんだ感じに気持ちを向けます。 ⑤最後に、「両腕→両脚→背中」と力を入れたら、 次は、あごを引き、奥歯をかみしめ、目をぎゅっとつぶり、首~顔面に力を入れます。 こうして全身の緊張感を味わった後、 「顔面→首→背中→両脚→両手」と力を抜いて、各部のゆるんだ感じに気持ちを向けます。 注意: 以上を終えて、すぐに仕事や活動をはじめるときは、 必ず、手足の屈伸や背伸びなどの「覚醒動作」をしっかり行ってください。 スポンサーサイト
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