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ストレスに強くなる「こころとからだの元気UPメニュー」

★「筋弛緩トレーニング」をやってみよう!

ストレス対処に役立つ筋弛緩トレーニングをご紹介します。

骨格筋は、大脳や神経系と密接に結びついていて、
わずかな心理的緊張や注意集中によっても筋緊張が生じます。

強いストレスが続くと、慢性的な筋緊張が生じていて、それに伴って
大脳も興奮・緊張状態となり、イライラして集中困難となります。

そこで、過剰な筋緊張を自己コントロールできれば、神経興奮も鎮まり、
精神的な安定や集中力の向上、また高血圧の改善等の効果も期待できます。

下記のようにして、自己弛緩の感覚(リラックス感)をしっかり体得しましょう。

★筋弛緩トレーニングのやり方★

①イスにゆったりと腰掛け、足は楽に伸ばし、腕は太ももか肘掛けの上に乗せましょう。
手の平は上向きで、軽く指先を広げておきます。目は閉じたほうが集中しやすいでしょう。

②最初に、腕から始めます。先ず、両手を握り締めて拳に力を込めます。
次に、両脇を内側にしめて、肩を少し上にあげます。
そうして両腕の緊張感を味わったら、
「肩→肘→拳→指先」と逆順に力を抜いて、緊張のゆるんだ感じにゆったり気持ちを向けます。

③今度は、上記のように両腕を緊張させたら、そのままの状態で、
踵(かかと)を突き出して両脚を伸ばし、足指を引いて足首に力を入れます。
その両腕~両脚の緊張感を味わった後、
「足首→肩→肘→拳→指先」と順番に力を抜いて、各部のゆるんだ感じに気持ちを向けます。

④再び、両腕→両脚と力を入れたら、
次は、肩を後方に引き、胸を軽く突き出してように背中に力を入れます。
その両腕~両脚~背中の緊張感を味わった後、
「背中→足首→肩→肘→拳→指先」と順番に力を抜いて、各部のゆるんだ感じに気持ちを向けます。

⑤最後に、「両腕→両脚→背中」と力を入れたら、
次は、あごを引き、奥歯をかみしめ、目をぎゅっとつぶり、首~顔面に力を入れます。
こうして全身の緊張感を味わった後、
「顔面→首→背中→両脚→両手」と力を抜いて、各部のゆるんだ感じに気持ちを向けます。

注意:
以上を終えて、すぐに仕事や活動をはじめるときは、
必ず、手足の屈伸や背伸びなどの「覚醒動作」をしっかり行ってください。
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