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ストレスに強くなる「こころとからだの元気UPメニュー」

「リラックス呼吸法」をやってみよう!

今回は、ストレスと呼吸の関連に注目してみましょう。

ストレスを感じている人に共通しているのは、呼吸が浅く、
息を少ししか吸わず、切羽詰った感じの呼吸をしていることです。

そうした呼吸では、血液中の酸素の量が制限され、脳の酸素も不足して、
緊張を感じたり、イライラしたりして、さらにストレスが増大します。

逆に、ゆっくりと規則正しく、深い呼吸をしていると、酸素がたくさん血管や脳に回り、
鎮静効果のあるホルモン分泌も促進され、心地よいリラックス感が生じます。

そこで、簡便なストレス対処法として、
誰でも、無理なく実践できる「リラックス呼吸法」をご紹介します。

★「呼吸に注意を向けよう」

①先ず、自分の呼吸に注意を向けます。
姿勢は、立ったままでも、座っていても、
あるいは、寝転んでいても構いません。
さて、現在、どのように呼吸していますか? 
息を吸っていますか、吐いていますか? 
息を詰めて(止めて)いましたか? 
浅い呼吸ですか、深い呼吸ですか? 
鼻と口、どちらで呼吸していますか? 
・・・ただ、気づくだけで構いません。

②次に、呼吸に伴う胸や腹部の動きに注意を向けます。
息を吸った時に膨らむ感じ、吐いた時に凹む感じが分かりますか? 
動きを感じにくいとか、息が吸いづらい窮屈な感じでもありますか? 
肩や背中や腰、首やあごや額など、楽なゆったりした感じですか、
それとも緊張感や違和感でもありますか? 
部分にこだわらず、全体をサーッと点検するつもりで、
意識をからだに巡らしてみましょう。

★「気持ち良く呼吸しよう」

①今度は、「身体をもっと楽にしよう」と思いながら、
軽く肩を動かしたり、姿勢を少し変えたり、座り具合を調整してみます。
それに伴って呼吸の状態がどう変化するか注目してみましょう。
些細な動きで、呼吸が深くなったり、安定したり、
さらに、腹部の動きが大きくなったりします。
また、楽な姿勢でお臍の横に指先を置いて、
吐く息、吸う息に1~2分意識を向けてみましょう。
気持ちの落ち着きが深まるかもしれません。

②さらに、もっと深くゆったりした呼吸をしたいなら、
鼻から息を吸いきった時に、ちょっと一息止めて、
その後、口から息をゆっくり吐いてみます。
そう、ストローで息を細く長く吐くような感じで・・・
ただし、吸う時も吐く時も、一息止める時も、
力まないようにユッタリ気分で行いましょう。
・・・しばらくしたら、自然呼吸に戻します。

※以上の方法は、細かい部分にこだわらず、
少しでも「楽で気持ち良い呼吸」を見つけるつもりで、
気軽にいつでも日常生活の中で試してみて下さい。
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