「リラックス呼吸法」をやってみよう! |
2011-03-01 Tue 17:00
今回は、ストレスと呼吸の関連に注目してみましょう。
ストレスを感じている人に共通しているのは、呼吸が浅く、 息を少ししか吸わず、切羽詰った感じの呼吸をしていることです。 そうした呼吸では、血液中の酸素の量が制限され、脳の酸素も不足して、 緊張を感じたり、イライラしたりして、さらにストレスが増大します。 逆に、ゆっくりと規則正しく、深い呼吸をしていると、酸素がたくさん血管や脳に回り、 鎮静効果のあるホルモン分泌も促進され、心地よいリラックス感が生じます。 そこで、簡便なストレス対処法として、 誰でも、無理なく実践できる「リラックス呼吸法」をご紹介します。 ★「呼吸に注意を向けよう」 ①先ず、自分の呼吸に注意を向けます。 姿勢は、立ったままでも、座っていても、 あるいは、寝転んでいても構いません。 さて、現在、どのように呼吸していますか? 息を吸っていますか、吐いていますか? 息を詰めて(止めて)いましたか? 浅い呼吸ですか、深い呼吸ですか? 鼻と口、どちらで呼吸していますか? ・・・ただ、気づくだけで構いません。 ②次に、呼吸に伴う胸や腹部の動きに注意を向けます。 息を吸った時に膨らむ感じ、吐いた時に凹む感じが分かりますか? 動きを感じにくいとか、息が吸いづらい窮屈な感じでもありますか? 肩や背中や腰、首やあごや額など、楽なゆったりした感じですか、 それとも緊張感や違和感でもありますか? 部分にこだわらず、全体をサーッと点検するつもりで、 意識をからだに巡らしてみましょう。 ★「気持ち良く呼吸しよう」 ①今度は、「身体をもっと楽にしよう」と思いながら、 軽く肩を動かしたり、姿勢を少し変えたり、座り具合を調整してみます。 それに伴って呼吸の状態がどう変化するか注目してみましょう。 些細な動きで、呼吸が深くなったり、安定したり、 さらに、腹部の動きが大きくなったりします。 また、楽な姿勢でお臍の横に指先を置いて、 吐く息、吸う息に1~2分意識を向けてみましょう。 気持ちの落ち着きが深まるかもしれません。 ②さらに、もっと深くゆったりした呼吸をしたいなら、 鼻から息を吸いきった時に、ちょっと一息止めて、 その後、口から息をゆっくり吐いてみます。 そう、ストローで息を細く長く吐くような感じで・・・ ただし、吸う時も吐く時も、一息止める時も、 力まないようにユッタリ気分で行いましょう。 ・・・しばらくしたら、自然呼吸に戻します。 ※以上の方法は、細かい部分にこだわらず、 少しでも「楽で気持ち良い呼吸」を見つけるつもりで、 気軽にいつでも日常生活の中で試してみて下さい。 スポンサーサイト
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